食事だけで摂取するのは難しい

食事は栄養バランスが大事

誰もが知っていることですが、食事は栄養バランスが非常に大事です。ただし、知ってはいても実行するのは難しいものです。認知症を予防するためにも栄養バランスの取れた食事に気を付けなければいけませんが、それにも増してサプリを使った栄養摂取がお勧めなのはなぜでしょうか。

その答えとして、そもそも認知症対策に有効とされる成分の多くは食事から摂ることが難しいことにあります。例えば、最近特に注目の成分であるプラズマローゲンは安定性が低い成分です。日常的な食事だけで必要とされる摂取量を確保することはほぼ不可能なのです。したがって、必要な成分を凝縮しているサプリメントを補助食品として利用することが非常に有用となるのです。

また、食事で無理に特定の栄養素を摂取しようとすると、逆に食事のバランスが悪くなるリスクもあります。栄養素を多く含む食品は、カロリーや脂質も多く含まれる傾向にあります。炭水化物や野菜、果物などもバランスよく食べる必要もあるため、そういった特定の食品だけを多く食べる訳にもいかないという事情もあるのです。

食事だけでは補えない栄養素が補給できる

栄養バランスの取れた食事は健康促進の基本であることは間違いないのですが、年齢を重ねるにつれて脳の機能や消化器を含めた内臓の機能も低下してしまいます。そのため食事だけでは栄養素を効率よく吸収して、体内へ送り届けることができなくなってきます。

その点、サプリメントを活用すると栄養素そのものをすぐに腸まで届けられるように工夫してあることが多いというメリットがあります。極端な例では点滴は直接欠陥に栄養を送り込むことで一時的にバランスを取っています。無理に食事で必要な栄養素を摂るよりも、体内に直接栄養素摂り入れられる方が継続しやすく、手間もかかりません。

また、食事の場合鮮度が低下すると栄養が大きく損なわれることもありますが、サプリメントではその心配がないことも特徴です。品質が一定していて、1日に必要な量を確実に摂取することが可能です。さらに、サプリメントを飲むという行為が安心感を生むということもあります。余計なストレスを抱えずに済むことも大きな意味を持つのです。

サプリの効果的な飲み方

サプリメントが効果的であることは理解いただけたと思いますが、さらに効果的な飲み方はあるのでしょうか。サプリメントは薬ではないので、食前、食中、食後など飲むタイミングが決まっていることはありません。しかし、最も体が消化しやすく、栄養を体全体に届けられるタイミングというのは存在します。

ポイントとしては、「水で飲む」ことと「食後30分以内に飲む」ということです。

水で飲む理由は、サプリは水と一緒に飲むことで消化しやすくなる性質があるためです。水を飲まずにカプセルや錠剤を丸飲みすると、消化されずに排出されることにつながります。また、タンニンやカフェインは栄養の吸収を助けるどころか阻害してしまうのです。お茶の方が美味しいからといってお茶と一緒に飲んでしまうのは避けたい飲み方です。

食後30分以内に飲む理由は、食事をした後は消化器が活発に活動するため、その間にサプリメントを飲んだ方がより吸収率がよいためです。さらに言えば、できれば毎日同じ時間に飲むことが理想です。